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ピュレグミ アップルジンジャーエール/カンロ

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長らく更新が滞り失礼いたしました。
またピュレグミのシリーズです。

ピュレグミのフルーツと炭酸のコラボ。
2アイテムの展開で、他にレモンコーラ味が出ています。
過去にはライムソーダ味を発売し、ピュレグミの長所である酸っぱさを削って
あんまーいお子様グミ路線に行ってしまったと嘆いたものだが、
そのシリーズの続編と見ていいだろう。

今回も甘かったら残念だなあと思いつつ、
リンゴの酸味とジンジャーの辛味がうまくマッチしたらいいな、
アップルパイを考えるに、きっとリンゴはスパイスと相性がよいだろうから
大丈夫かもしれないと期待を抱いていた。

まず何も考えずにひとつ、口に放り込む。
すぐ噛む。
もの凄いショウガの香りがする。
まずカナダドライの比じゃない。ウィルキンソンのドライか、
オーガニックカフェの「自家製ジンジャエール」とかいうコップの底にショウガの繊維が
こずんでいるような怪しげな飲み物レベルの強い香り。
度肝を抜かれること間違いない。
今これを読んでいるあなたが想像しているショウガレベルの確実に上を行く。
リンゴなんて言われないとわからないほど陰に隠れている。隠し味なの?バーモントなの?

次に、口に放り込んで舐めてみる。
外側のパウダーはショウガとリンゴが拮抗している気がする。
しばらく舐め継続をしていると、外側のパウダーがなくなるのだが、
その後で噛んでもやはりショウガが強い。
辛味が強すぎて、ウィルキンソンのドライを飲んだ後のような、
上あごがヒリヒリするあの感覚に襲われる。

度肝を抜かれるショウガの強さ。
インパクトと、なにやら風邪などに効きそうなパワーを持ち合わせている。
元気が出るグミです。78点。
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ACTISH(アクティッシュ)ミントグミ ソーダミント味/ノーベル製菓

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さて、サワーズ、KAJISH、フラッティーンでおなじみのノーベルからの新ブランド、
「ACTISH(アクティッシュ)」である。

サワーズが定番、KAJISHが題材によるが二番手の風格を持ち始めたので、
ノーベルとしては第三の柱を育てたいところ。
そこでお得意の「食感マジック」でってところか。
今回は「パリッと噛んでリフレッシュ」とのことである。

パッケージからもハードさが伝わってくる。
サワーズのようなグミ本体が硬いのではなく、
糖衣がパリパリな食感なのだろう。

ブルーのキラキラパッケージは、
どこか昔のカードダスのキラカードを連想させる。
なんだかとっても大切なもののような気がする。

グミ本体の見た目は小判型で、触った感じは予想通りツルツルしている。
口に含み少し舐めてみるが味はほとんどしない。
噛んで見ると確かにパリッと音をたてる。
外も硬いが中もそれなりに硬い。似ている食感を記憶の中で探ったが、
確かCケアがこんな食感だったかな。

噛んだ途端にソーダフレーバーがぶわっと広がって、
間髪入れずミントの辛味がソーダを駆逐していく。
もはやこれはミントグミではないのか。

このミントパワー、いわゆるブレスケア系のタブレットに負けず劣らずである。
お菓子だと思って買わないほうがいいだろう。
ブレスケアもグミでしたい!なんていうグミスキーならオススメ。
それ以外の方はMINTIAのアクアスパークあたりで十分だと思います。
グミとしては面白いけど42点。

ドリンクショット コーラ味/アサヒフードアンドヘルスケア

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「MINTIA」で多彩なフレーバーを実現している、
香りの魔術師・アサヒフードアンドヘルスケアからの新商品。

前にも書いたがコーラグミは非常に難しい。
そもそも「コーラ」という単語からは、
「コカ・コーラ」の味がすぐに連想できてしまうし、
そうでなくてもHARIBOのコーラグミが立ちはだかるのである。

そんな中、三ツ矢サイダーグミのノウハウを持つこの会社が、
「クリア」「さわやか」「レモンピール」を武器に参戦した。

見た目はオーソドックスなドーム型。三ツ矢サイダーグミよりもやわらかそうで、
明治のぷぷるんと似ている。
ドームの底面をよく見ると、ちいさな気泡が無数に見える。
口に入れるとその部分が炭酸の役割を果たしているのがわかる。

香り。
口に入れた瞬間、ふわっと広がる。
コーラ好きにはたまらない香り。さすがフレーバーマジシャン、
アサヒフードアンドヘルスケアである。
味。
レモンの酸味と炭酸の苦味が合わさって、甘すぎない。
一番の難関である、味での差別化、ポジショニングは成功だろう。
食感。
酸味と苦味のある、「大人味」のグミであればハードにしたほうがいいと思う。
普通過ぎる。

総評。
酸味と苦味が強めといった味、
ストレートで即効性のある香りはあるが、
これといった決め手はない。60点。

やはりコカ・コーラがグミを出すか、サントリーがペプシグミを出さない限り、
HARIBOの牙城は崩れないだろう。
コーラグミ市場に革命を起こすのはどこの企業だろうか、
これからも注目を集める分野である。

キリンレモングミ/カバヤ食品

kirinlemon.jpg

カバヤ食品のお家芸、他社とのコラボグミである。
このところは「世界のkitchenから」のキャンディや「午後の紅茶」のキャンディを出している。
キリンとのコラボが目立つ。

目まぐるしくラインナップが変わるのは、
そういった契約があるのだろうか。
いわゆる大人の事情なのだろうか。

さて、キリンレモングミの話に戻ろう。

まず、なんといっても価格優位性がある。
コンビニで買って63円。
たいていのグミが105円、126円の価格帯に対して、
圧倒的な安さである。

もちろん、その分普通のグミ(ピュレグミぐらい)よりも、
パッケージが一回りかふた回り小さく、内容量も少ない。
さらに今やほとんどのグミについている「ジップロック」的な機能はない。
食べきり推奨ということである。

まあ、この価格であれば当然のこと。
このサイズと価格は、コンビニにおけるレジ回りの「ついで買い」に、
ピッタリなのだ。
コンビニでお弁当を買う社会人たちにとっては、
ランチの締めとなるデザートに選択肢が生まれる。
つまりこの商品の競合はプリンやゼリーなのだ!

肝心のグミ本体について。
直径2cmほどの黄色い半透明なドーム状で、
やや柔らかくて弾力がある。
それにさわやかパウダーがかかっていて、シュワシュワ感を演出。
味はまごう事無きキリンレモン味である。
ちなみに、パウダーに味が強めについているからか、
ずっと舐めているとパウダーが取れて柔らかい中身だけになり、
そこから噛むとまるでキリンレモンの1.5リットルを開けて、
最後のほうに残ったやつみたいな味になる。

コーラグミ、三ツ矢サイダーグミと並んで第三の炭酸飲料グミとなりえるか。
キリンレモンのファンであれば満足いただける一品である。73点。

サワーズ ラムネ/ノーベル製菓

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今までフルーツフレーバーしか出していないサワーズブランドから、
ついにラムネ味の登場である。

先日書いたとおり、
コーラ味のグミで新規参入はなかなか難しいのだが、
ラムネ味では果たしてどうか。

見てみると強豪アサヒの三ツ矢サイダーグミがある程度。
あとは同じノーベルの「ラムネ&コーラグミ」がある。
つまりコーラに比べればまだ参入しやすい市場であるが、
「三ツ矢サイダー」の強烈なブランド力にどれだけつばぜり合いが出来るか、
実に期待のかかるグミである。

パッケージ、西武ライオンズもビックリの青さである。
爽やかとか通り越してとりあえず食欲を減退させる色である。
サワーズはそのトーン&マナー上、パッケージをグラデーションなどに出来ず、
単色ベタにせざるを得ないのだが、
グレープの紫とか、レモンの黄色などとはワケが違う。

細かいところだと、右下にある手のようなものはいつも、
親指を立てた「グッド」な感じになっているのだが、
ラムネのビンを持っている。実にほほえましい。

パッケージを開けたときの、
ラムネの爽やかな香りはやっぱりウキウキする。
フルーツの匂いとは違う、「楽しくなる感じ」がラムネの香りに含まれている。

食感に関してはもちろん他のサワーズとまったく一緒である。
外側のシュワシュワパウダーのラムネ感と、
中にあるラムネの感じはまた少し違う。
これが少し楽しい。まさに一粒で二度美味しい。
出来ることなら少し舐めて、外側の味を楽しんでから噛んで欲しいグミだ。

あとサワーズにしてはやや甘味が強いかな、と思う。
ラムネ味だから甘くてもいいか。

「ラムネ&コーラグミ」と、食感の好みの違いで選びわけて欲しいところだ。76点。
プロフィール

万長

Author:万長
グミって、美味いんだなあ。

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